Case.002 マグネットスイッチの不具合②
現象
可逆電磁開閉器の故障
原因
経年劣化による接点不良
対策
マグネットスイッチの交換
ブレーキ付きモーターの動作に、可逆電磁開閉器(富士電機さんのSC-RM系)を使用している
30年クラスの機械ともなると、接点が錆びたり焦げたりで不良を起こす
単動だと判断しにくいが、この場合逆転側のマグネットスイッチのみ不良だったので上記の様に判断
「マグネットスイッチの不具合①」では、マグネットスイッチ自身ではなくそれを動作させている機器の不具合でしたが、今回は純粋なマグネットスイッチの不良でした。
どう言ったところで、判断を付けるのか。
大体は、丁寧に上流から追っていくしかないですね。
- PLCへの入力は来ているか?(押しボタンの不良)
- PLCからの出力は来ているか?(出力ユニットの不良)
- PLCからマグネットスイッチ間は正常か?(SSRやミニリレーの不具合)
- きちんと三相来ているか?(RST間の電圧不良)
- モーターは焼き付いていないか?(末端不良)
ユーザー様から連絡を頂いたときに、判断する材料になれば嬉しいです!
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